BEAUTY MEDICINE GUIDE

ポテンツァとダーマペンの違い|機器・薬剤・痛み・料金を比較

公開日 2026.08.12更新日 2026.08.12編集:Miraibeauty AI編集部

ポテンツァとダーマペン4は何が違う?RFの有無、チップ・針、薬剤併用、痛み・ダウンタイム、国内承認、料金を同じ基準で整理します。

記事の位置づけ

一般的な情報であり、医師の診断・治療を代替しません。適応やリスクは肌状態・既往歴・使用製品等で異なります。

ポテンツァとダーマペン4は、どちらも毛穴やニキビ跡の相談で候補に挙がることがありますが、同じ機器ではありません。ダーマペン4は細い針で皮膚へ微細な穴を作るマイクロニードリング機器です。ポテンツァは複数のチップを持つRF(高周波)機器で、針を使ってRFを加える方法だけでなく、針を使わないチップもあります。

したがって、「ポテンツァとダーマペンのどちらが上か」ではなく、使用するチップ、針の深さ、RFの有無、薬剤併用、肌状態を同じ基準で確認することが大切です。

先に結論

  • ダーマペン4はマイクロニードリング、ポテンツァは複数チップを使うRF機器
  • ポテンツァは施術名だけでは内容が分からず、チップと設定の確認が必要
  • どちらも痛み、赤み、腫れ、出血、色素沈着、感染等を確認する
  • 薬剤併用時は、薬剤名・承認状況・目的・追加リスクを別に確認する
  • ニキビ跡の形や活動性ニキビの有無により、相談すべき選択肢が変わる

ポテンツァとダーマペン4の比較表

比較項目 ポテンツァ ダーマペン4
基本的な仕組み チップに応じて針または非侵襲でRFを照射 複数の針で皮膚へ微細な穿刺を行う
熱エネルギー RFを使用する 機器自体はRFを使用しない
内容を左右するもの チップ、針の有無・深さ、出力、パルス、薬剤併用 針の深さ、速度、回数、部位、薬剤併用
主な負担 痛み、赤み、腫れ、出血、色素沈着、熱傷等 痛み、赤み、腫れ、出血、色素沈着、感染等
料金の見方 チップと薬剤で大きく変わる 基本施術に麻酔・薬剤が含まれるか確認
確認の要点 「ポテンツァ」だけでなく使用チップと設定を聞く 正確な機種、針、深さと併用製剤を聞く

ポテンツァとは:チップで施術内容が変わるRF機器

製造元Jeisysの製品情報では、ポテンツァは侵襲型RFと非侵襲型RFに対応し、針の深さなどを設定できる機器とされています。針を使うチップ、薬剤導入を意図したチップ、針を使わないチップなどがあり、同じ「ポテンツァ」という料金名でも内容が同じとは限りません。

日本では2023年12月5日に医療機器製造販売承認を取得したことが、選任製造販売業者の発表で確認できます。承認番号は30500BZI00042000、承認された使用目的は、審美性改善のための皮膚のフラクショナルリサーフェシングです。クリニックが説明する目的、チップ、薬剤併用が承認範囲と同じかは、個別に確認してください。

ダーマペン4とは:RFを使わないマイクロニードリング

ダーマペン4は、複数の針を上下運動させて皮膚へ微細な穿刺を行う自動マイクロニードリング機器です。RFによる熱を加えない点が、針を使うポテンツァとの大きな違いです。

「ダーマペン」という言葉がマイクロニードリング全般のように使われる場合もあるため、実際に使用する機種がDermapen 4なのか、別メーカーのペン型機器なのかを確認しましょう。海外での登録や認証だけで、日本国内での承認を意味するものではありません。

ポテンツァはダーマペンの上位版?

仕組みが異なるため、単純な上位・下位の関係ではありません。ポテンツァの針RFでは、穿刺に加えて組織へRFの熱エネルギーを加えます。ダーマペン4ではRFを使わず、針の穿刺による反応を利用します。

RFを使う方が必ず良い、または高額な方が自分に適しているとは限りません。肌悩み、瘢痕の種類、炎症の有無、色素沈着のリスク、予算、許容できるダウンタイムを医師が評価して選びます。

毛穴やニキビ跡への研究はどう見る?

マイクロニードリングによる萎縮性ニキビ跡を扱ったランダム化試験のメタ解析では、複数の研究がまとめられています。ただし、使用機器や治療回数、比較対象、瘢痕評価は研究ごとに異なります。

フラクショナル・マイクロニードルRFについても、ニキビやニキビ跡を対象とした小規模なランダム化研究があります。一方、こうした一般的なマイクロニードルRF研究が、ポテンツァの全チップ・全設定の効果を証明するわけではありません。

また、「毛穴」には皮脂、角栓、たるみ、凹凸など異なる状態が含まれます。活動性の炎症性ニキビがある場合と、炎症後に残った凹みでは、比較すべき治療が同じとは限りません。

薬剤導入は機器とは別に確認する

ポテンツァやダーマペン4では、施術と同時に薬剤や化粧品を使用するメニューがあります。しかし、機器の承認と、併用する薬剤の承認・有効性・安全性は別の問題です。

  • 使用する薬剤・製品の正式名称と全成分
  • 日本国内での承認の有無と承認された目的
  • 皮膚へ塗布するのか、穿刺部へ導入するのか
  • その組み合わせを選ぶ根拠
  • 機器単独との違いと追加リスク
  • 薬剤代を含めた総額

「成長因子」「幹細胞」「エクソソーム」などの呼称だけで判断せず、製品名と入手経路まで確認してください。

痛みとダウンタイムの違い

どちらも針を使う設定では、痛み、赤み、腫れ、点状出血、皮むけなどが起こる可能性があります。ポテンツァではRFによる熱が加わるため、熱傷なども確認事項です。ダーマペン4でも、深さや重ね方によって負担は変わります。

色素沈着、感染、瘢痕の悪化など、頻度が低くても重要なリスクについて説明を受けましょう。ダウンタイムの日数だけでなく、メイク・洗顔・運動・飲酒・日焼けをいつから再開できるかも確認します。

施術前に伝えること

  1. 活動性ニキビ、湿疹、感染、傷の有無
  2. ケロイド体質や色素沈着の経験
  3. 妊娠・授乳、持病、服薬、アレルギー
  4. 過去のレーザー・ピーリング・注入施術とその時期
  5. 今後の予定と許容できるダウンタイム

料金はチップ・薬剤・麻酔をそろえて比較する

2026年8月に複数クリニックの公開料金を確認すると、ダーマペン4全顔は約2万~4万円台、ポテンツァはチップや薬剤により約4万~10万円前後の例がありました。ただし、初回料金、対象範囲、ショット数、麻酔、薬剤、針代が異なるため、単純比較はできません。

想定総額 = 基本施術費 × 回数 + 麻酔・針/チップ・薬剤・診察・再診等

ポテンツァでは特に、「どのチップの、何ショットの料金か」を確認します。ダーマペン4では、麻酔と基本製剤が料金に含まれるかを確認しましょう。

カウンセリングで聞く8項目

  1. 使用機器の正式名称と国内承認状況
  2. ポテンツァの場合はチップ名、針の有無、深さ、出力
  3. ダーマペン4の場合は針の深さ、施術範囲、重ね方
  4. 自分の毛穴・瘢痕の状態に選ぶ理由
  5. 併用薬剤の正式名称、承認状況、追加リスク
  6. 通常のダウンタイムと重い合併症
  7. 想定回数と追加費用を含む総額
  8. 他施術や、今は受けない選択肢

まとめ

ポテンツァとダーマペン4は、針を使うことがある点は似ていますが、RFによる熱エネルギーの有無と、設定できる施術内容が異なります。ポテンツァはチップによって内容が大きく変わるため、機器名だけでは比較できません。正式な機種、チップ、深さ、薬剤、リスク、総額を確認してから判断しましょう。

AI診断で希望条件を整理する →

参考情報

参照・料金確認日:2026年8月12日。研究結果は対象機器・設定・部位・条件に限られ、個人の効果や安全性を保証するものではありません。